今週の一面『 繰り返したとしても、悔い改めて 申命記1:29-33 』10/20

Shin1

◆私たちは同じ失敗を繰り返すことを良しとしません。会社の中でも、家庭の中でもたとえ失敗したとしても同じ失敗を繰り返さないように意識していくでしょう。イスラエルの民は同じ失敗を繰り返してきていました。
それは、神様の言葉を素直に信じ、信頼し、従うということができていなかったのです。このイスラエルの民の姿を見る時、私自身も同じことをしていると反省します。

◆モーセはイスラエルの民に対し「恐れるな、おののくな、うろたえてはならない」と神様が共におられること、神様の約束があることを伝え続けました。そして、その主の言葉に従い続けるよう伝えていたのです。しかし、イスラエルの民は目の前の状況にいっぱいいっぱいになり、神様の言葉に従うことができなくなってしまったのです。そんなイスラエルにモーセは、過去に神様が民に対してどのようなことをなさったのかを伝えていきました。それでも、民たちは主を信じることはなかったのです。

◆このイスラエルの民のような状況に私たちは置かれる時があります。その頻度はそれぞれですが、私たちはこの姿から学んでいくことが大切です。日々の生活の中で、神様に従うことを忘れてしまった時、主が私になさった御業や聖書やそれぞれに行われた御業を思い出していきましょう。
「あなたの神、主は父が子を背負うように、あなたを背負ってくださったのを見た。」(1:31)

◆主が私たちと共にいてくださる。主が私を背負ってくださっている。その平安の中を、導きの中を歩む者でありたいのです。

坂西恵悟

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