今週の一面 『 「祝福は、年の初めから終わりまで」申命記11:8-12 』12/15

Shin1
◆神様はイスラエルの民に対し何度も、戒めを守るようにと命じました。そして、守るなら「乳と蜜の流れる土地で長く生きることができる」と約束してくださいました。私たちが神様からの恵みをイメージする時、どのようにイメージするでしょうか。誕生日プレゼントやお年玉のように、一過性のもののようにイメージしていることはないでしょうか。神様からの恵みは、その時だけというイメージを持ってしまうこともあると思います。

◆エジプトでは、「自分の足で水をやる必要があった」(10節)けれども、イスラエルの民が入ろうとする約束の地では、「天から降る雨で潤されている」(11節)土地でした。そこには、神様からの一過性の恵みではなく、継続的な恵みが用意されているのです。
「それは、あなたの神、主が御心にかけ、あなたの神、主が年の初めから年の終わりまで、常に目を注いでおられる土地である。」(12節)

◆神様は、イスラエルの民を常に心にかけてくださっているのです。またそれだけでなく、素晴らしい土地と十分な雨のもと、「あなたは食べて満足する」(15節)と約束してくださっています。神様が与えてくださる恵みは、一時的でなく、私たちが満足しても続いていくのです。40年間の荒野での旅は不自由もあったことでしょう。しかし、それ以上にイスラエルの民は十分に与えられ続けてきました。神様が常に心にかけてくださっていたからです。

◆そして、この祝福はイエスキリストを通して、今を生きる私たちにも与えられています。私たちにとっての一番の恵みは、イエスキリストによる救いです。それだけでなく、インマヌエルである主が私たちと共にいてくださり、常に心にかけてくださっているのです。このことを感謝しつつ、主に従う者になりましょう。
坂西恵悟

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