今週の一面『「主に救われた民」申命記33:29 』2/2

Shin1

◆モーセは、12部族の民に祝福の言葉を語りました。この言葉の最後に、モーセはイスラエルの民がいかに幸いな民であるかを語ったのです。主が、民の嘆きを聞き入れ、エジプトから救われ、荒野での旅路を守り、約束された祝福を与えられたのです。イスラエルの救いは、イエスキリストによって与えられている私たちの救いの雛形とも言えるのではないでしょうか。私たちもイスラエルの民のように「うなじのこわい」民です。神様の前にかたくなになり、時に神様の方を向かず、自己中心的に行動し、神様の前に不義を行ってしまいます。けれども、神様はそんな私たちを愛してくださり、イエスキリストの十字架によって救いを与えてくださいました。

◆私たちの幸いは、イエスキリストによる救いです。永遠のいのちの約束です。主は、わたしを助ける盾となり、わたしの力となります。『私たち不義なる人間を神の義が赦すために、十字架にかかってその義を全うして下さった。 (中略) もし破れ去ったとしても、あるいは律法を守る事が出来ずにそこで傷ついたとしても、神への誠実がその律法を全うさせるのである。』(松村秀一師) イエスキリストの十字架は、私たちが何度罪を犯したとしても変わることない救いへの道です。主の前に何度も悔い改めて、主のもとへと立ち返っていきましょう。主を愛し続ける誠実さを持ちましょう。私たちの一番の祝福は、イエスキリストによる救いです。この祝福を日々感謝して歩んでいきましょう。
「イスラエルよ、あなたはいかに幸いなことか。あなたのように主に救われた民があろうか。」

坂西恵悟

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