今週の一面 『主の御手の力強さを知る』 ヨシュア4:2-3,20-24 3/8

管理人

◆ヨルダン川沿いのアダムという町で堰き止められた川の水。それにより、イスラエルの民はヨルダン川を渡ることができました。ヨシュアは主が命じられた通り「部族ごとに一人ずつ、計十二人を選びだし」ました。ヨルダン川の真ん中から、それぞれ石を取り、ギルガルにその石を据えたのです。主がこれらを命じられたのは、イスラエルの民の子ども達に主がヨルダン川を渡る時に、水を堰き止め、民が乾いたところを渡ったことを伝えるためでした。そして、「地上のすべての民が主の御手の力強いことを知るためであり、また、あなたたちが常に、あなたたちの神、主を敬うため」でした。

「わがたましいよ 主をほめたたえよ。主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(詩編103:2 新改訳2017)

◆出エジプトしたイスラエルの民だけでなく、アブラハム、イサク、ヤコブも主との出会いの場所に石を据え、主を礼拝しました。イスラエルの民に対して、主が働いてくださったように、私たちにも生きて働いてくださいます。私たちは主の救いの御業を受け取りました。また、日々の歩みの中で主が生きて働いてくださる、その力強い御手を伸ばし働いてくださるところを見ています。主のなさった偉大なその御業を私たちは思い出したいのです。時に、それは"かたち"として残すことも必要かもしれません。ダビデがうたったように、私たちも「主が良くしてくださったことを何一つ忘れる」ことのないように、主をほめたたえましょう。

坂西恵悟

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