今週の一面 『人間の欲深さ』 ヨシュア7:19-23  3/22

管理人

◆神様は、人間をよくご存知です。人間が真の神以外のものに目を向けてしまうものであるということをご存知です。だから、神様は、イスラエルの民に律法を与え、私たちに聖書を与え、真の神に目を向ける、イエスキリストに目を向けるように備えてくださったと思います。

◆エリコの町を侵攻したイスラエルの民に、神様は制限をもうけました。金、銀などを主の宝物倉に納めるようにと命じられたのです。(6:19)しかし、この主の命令に従わない者が民の中から起こりました。結果、アイという町を侵攻したイスラエルは敗れてしまったのです。ヨシュアは、主が命じられた通り、従わなかった者、アカンを明らかにしました。アカンは、ヨシュアに対して分捕り物の中の上着、銀、金を取り、天幕の下に隠したと答えました。(7:19-23) 

◆アカンの罪は、むさぼりの罪でした。これは、十戒の10番目の戒めでもあります。彼は、目の前にある分捕り物を自分の物にしたいという誘惑に勝つことができなかったのです。これは、私たちにも起こり得ることです。だから、主がイスラエルの民に命じられたとおり、私たちも御言葉を日々読んでいく、行っていくことが大切なのです。

◆アカンは、神様の前に罪を犯しました。隠していたことから、見つからないだろうと思っていたかもしれません。しかし、主はそれをも見ておられます。私たちは主の前に悔い改め、「きよい、生きた供え物」として歩んでいきたいのです。

「なぜなら、すべて世にあるもの、肉の欲、目の欲、生活のおごりは、御父から出ないで、世から出るからです。世も世にある欲も、過ぎ去って行きます。しかし、神の御心を行う人は永遠に生き続けます。」(1ヨハネ2:16-17)

坂西恵悟

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