今週の一面「主が行くつもりのすべてのところへ」ルカ10:1-3 7/19

Shin1

◆私はOMF待機宣教師の坂西信悟と申します。東南アジア・メコン川流域に住む、まだ福音が届いていない少数民族のところへと遣わされる予定で、現在教会巡回訪問をしています。

◆世界宣教と聞くと、遠いところで起こっていること、あるいは特別な人がする働きのように思えるかもしれません。しかし、宣教は私たちにとって身近で日常的なことです。なぜなら、私たちの主がなされている働きが宣教であり、すべてのキリスト者がこの働きに加わるようにと招かれているからです。

◆エルサレムに向かっていた主イエスは七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に遣わされました。行くのは弟子たちですが、権威も目的も遣わした方である主イエスにあります。遣わした先には、主が福音を届けたい人がいます。ここに主の愛と熱心を見ることができます。そしてこの宣教の働きは、キリストの十字架と復活、昇天、そしてペンテコステを経て、エルサレムから地の果てへと向きを変え、日本に住む私たちのところにまでも届きました。誰があなたのところに福音を携えて来ましたか?その人を遣わしたのは主ご自身であり、主はあなたに福音を届けたかったのです!そして今度は私たちが主から任命され、主が行くつもりにしているところへ遣わされます。あなたは何をするように任命され、誰のもとへ遣わされているでしょうか?

◆主は「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるよう、収穫の主に願いなさい」と言われました。遣わされると同時に、主が見ておられるようにこの世界を見、収穫の主に祈るよう招かれています。宣教が主の働きであるならば、私たちがこの方に祈る以上に良い働きが他にあるでしょうか?

福音交友会 坂西信悟派遣宣教師

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