〜遠野の風だより〜 No.16  

ありこ

小鎚第4仮設集会所の増設が終わり、10月25日のお茶会は
広々と使える、と楽しみでしたが、
西南学院大学の学生と私たちで16名、仮設住宅から
18名の参加があり、総勢34名が入るといっぱいいっぱいでした。
でも、以前の集会所では入りきらなかったでしょう。

〜遠野の風だより〜 No.15  

ありこ

10月3週目に入ってずいぶん冷え込んできました。
大槌町へ行き帰りに通る仙人峠や笛吹峠では紅葉がはじまり、
来週には見頃になるでしょう。
最近は峠を通るたびに鹿の親子を見かけます。

先日、8ヶ月ぶりにうれしい再会がありました。

〜遠野の風だより〜 No.14  

ありこ

10月9日より小鎚第4仮設集会所の増設工事と、
小鎚第7仮設集会所の新設工事がはじまりました。
これは、テキサスバプテスト連盟からの募金で、不足分を
日本バプテスト連盟の募金から出してやっと実現しました。

〜遠野の風だより〜 No.13  

ありこ

岩手に来て、10月でちょうど一年です。
始めの3ヶ月は盛岡のアパートから、週の半分以上は遠野ボランティアセンターに
寝泊りして、被災地に通っていました。
そのころの被災地、釜石や大槌は、くしゃくしゃと丸まった車が集められていたり、
壊れた建物や木に衣類やいろんなものが引っかかったままでした。
また、被災者は仮設住宅に入居したばかりで、ご近所付き合いも少ない状態でした。

年が明けるころにやっと信号機が復活し、警備をしていた全国から来ていた
警察官も少なくなり、仮設商店がポツポツとオープンし始めました。
私たちの住居も遠野に移り、活動がしやすくなりました。
年明けころから、小鎚第4仮設のお茶会に参加されているおばちゃん達の
笑顔が増え始めたように思います。

  被災から一年。たくさんの支援でなんとかがんばって来れた。
  それから半年、町の復興計画も二転三転でまだ定まらない。
  これからどうなるのか、どれだけ頑張れるのか。

被災地からこんな声が聞こえてきます。

お茶会に来ているお一人が、元の住んでいた所に家を建て始めました。
けれどそのすぐ近くに住んでいた方は、元の所に帰りたくない、と。
子どもさんがいるか、年配者だけなのか、家族構成によっても違いはありますが、
住民の思いは様々です。

私たちの働きも後半年です。この一年どれだけのことをやってこれたのか?
あと半年をどうすれば良いのか?
焦りがありつつも今まで通りしか出来ないのか?
主の導きを祈りつつ被災地へ向かいます。

〜遠野の風だより〜 No.12  

Shin1

丁度2週間で遠野にもどりました。
2週間の間に母の全ての病院に付き添うことが出来、医師たちの話をまとめると、
物が二重に見える症状が完治する確率は5割、徐々に良くなるがそれでも
3ヶ月から半年はかかるようです。
この症状があれば、脳梗塞になりやすいと説明があり心配しますが、
2週間で母も精神的に落ち着いてきたので、遠野にもどりました。
多くの方のお祈り、ありがとうございます。

〜遠野の風だより〜 No.11  

Shin1

9月はじめの週は日本バプテスト連盟の青年が全国から14名来ています。
まごころネットでのボランティア活動で、連盟のボランティアセンターに
常備している長靴と釘など踏み抜き防止の靴底や手袋、マスクなど身体に合ったものを
そろえて翌日に備えます。
当日朝は良い天気で、暑くなりそうなので十分な飲み物を各自持って出発しました。
私と夫と金子師で来週のお茶会の打ち合わせで大槌町に向かおうとしていた時に
ボランティアに行った青年隊より連絡が入り、「大槌町は大雨で作業が出来ないので、
早めに帰ります。」とのこと。
遠野は青空いっぱいの晴天。

青年隊が帰ってくる前に打ち合わせに行かなければ、と笛吹き峠を急ぐ。
雨の気配は全く無く、途中で鹿の親子3頭に出会いながらも先を急ぐ。
峠をこえて釜石市の鵜住居に入ったとたんに雨が。
結構な量の雨なのに、大槌に抜けるトンネルを出たら日が差して蒸し暑い。
変な天気。
青年隊はまごころネットの計らいで、被災地を案内してもらってから帰るようだ。

私事ですが、9/6より大阪に帰省します。
一人暮らしの母が体調を崩し、今まで低めの血圧が急に上がり、目の血管がつまって
物が二重に見え、めまいや吐き気があるので通院に付き添ったりするために
一応2週間の予定にしています。
青年隊をお見送りできないのが残念です。

〜遠野の風だより〜 No.10  

ありこ

八月最後の週は福岡地方連合女性会から3名来られました。
今週はこの3名だけなので、先週の大勢の学生と違いボランティアセンターは
ずいぶん広く感じます。

〜遠野の風だより〜 No.9  

Shin1

今週は西南大学の神学部の神学生と人文コースの学生が総勢15名で来ています。
一日お茶会の後はまごころネットで農園の整備、住宅地の泥出し、
保育園の開墾など暑い中汗だくになりながら、連日の奉仕に励んでおられます。
学生は10代から50代まで幅が広く、クリスチャン、ノンクリスチャンと
さまざまです。
毎晩報告会がもたれますが、被災地を見た感想は本当にさまざまで
感性豊かな視点に教えられることも多くあります。

〜遠野の風だより〜 No.8  

Shin1

八月第二週は東京女子大学と西南学院大学の学生が
学習支援のボランティアに来てくださり、
3日間とも午前3箇所、午後3箇所の仮設集会所で行うことができました。

〜遠野の風だより〜 No.7  

ありこ

先週は盛りだくさんな事があった。

まず、第四火曜日で連盟が募集するボランティアの応募が無く、
火曜日の小槌第四仮設のお茶会は夫と二人で出向いた。
暑くなってきたので、前日にフルーツ缶詰でゼリーを作り、
保冷剤にジュースにお茶、ゼリーを保冷バックに詰めて、
また夏休み直前の帰りの早い子どもたち用のお菓子も準備。
お茶会には17名が来てくださり、なんとか楽しい時間を
過ごすことができました。子どもにも帰り際に会うことができました。

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