・日曜日の夜、TVで海洋研究開発機構が建造した船「ちきゅう」(地球深部探査船)
 が紹介された。
 「ちきゅう」は2005年7月に完成し、世界最高の掘削能力を持つ。
 この船の完成によって、今まで人類が到達できなかったマントルや、巨大地震発生帯 
 への掘削が可能になったそうです。

・夕食を共にしていた息子家族と私たちはテレビに釘付けになりました。
 理由は、うちの教会のMさんはこの「ちきゅう」に乗っているからです!
 どこかにMさんが映るのでは?と・・・・

・今から40年前、私たち家族は夫の転勤のため、東京から大阪に移りました。
 10年経ってようやく大阪に馴染んだかなと思う頃、夫は神学校に行くと
 決心しました。

 夫の家族、親戚とは絶縁となりました。
 神学校に行くと言う事は、大学3年への学部編入試験を受け、入学が許可されなければ
 なりません。
 そして、少なくとも3年間夫は学生になると言う事、つまり収入は無くなると言う事
 です。
 夫は大学生、長女は中学生、長男小学5年生。
 夫には勉学のあいまにアルバイトをしてもらうとして、どうやって生活すればいいので
 しょうか?

・その時、私は売れる品を全部現金にしようと決断して、まず車を売りました。
 そしてピアノ。
 これは両親が結婚の時持たせてくれた、記念の品です。
 父に事情を説明すると、父はいとも簡単に
 『形あるものにこだわる必要はない、売ってかまわないよ』と。

・しかし、どこに行って売るのですか?
 いったい誰が買ってくれますか?
 そんな私を助けてくれたのが、大阪で出会った親友のJ子さん。
 「その記念のピアノ知らない人の所に行くより、私が持っててあげるワ」と言って
 買い取って下さったのです。

・先日30年ぶりに大阪に行き、J子さん宅に泊まりました、懐かしい家でした。
 その居間には、あの時引き取って下さったピアノが30年たった今も置いてあり
 ました。
 両親が買ってくれた茶色のピアノが。。。

・私もJ子さんもこのピアノのことに触れませんでした。
 そして、私は大阪を後にして帰宅しました。
 この思い出は私たち家族が大きく進路を変える時の出来事なのです。
 言葉に表せない、とても大切なことなのです。
 今私があることのために、どれだけ多くの方々の祈りと支えが、あったことでしょう。

・先日神奈川県内の約20の教会合同の 子ども(小学生対象)プログラムが、
 平塚のF教会で行われました。
 私は引率者として毎年行われているこのプログラムに初めての参加です。
 F教会には何度も伺っていたのですが・・・
 今回、玄関を入って礼拝堂に入る手前のエントランスや、小さい部屋にたくさんの
 写真が貼ってありました。
 そして、ボランティアの呼びかけや、計画表が大きく貼ってあります。
 何の写真と計画表だと思いますか?

・F教会は最近、教会から少し離れた所に約300坪の土地を購入して、
 そこに、すでに建っているプレハブ2階建ての建物(カナンハウスと呼ぶそうです)を
 皆でリフォームする計画が壁一面に貼ってあったのです。

・そこには大きく
  「みなみ カナンハウス きれい化計画」
 ボランティアの呼びかけの文章も気に入りました。
   「無理なく、無駄なく、ムラなく お手伝い下さい」と。
 さらに「道具などは用意してあります。見学とお祈りでもかまいません。
               汚れてもいい服装で来て下さい」と、楽しそう!!

・私たちの教会も、会堂の前面に植栽をして、建物を引き立てようと、来月皆で植え込み
 作業をします。
 体力がなくても応援団になれます。
 皆で楽しく植え込みのお手伝いしませんか?

・毎週木曜日。昼の祈り会に集う女性17−18名は歌うことが大好きなひと
 がいっぱいです。
 ひょんなことから、月に2回歌の練習が始まりました。
 最初は賛美歌のアレンジ曲からはじまりました。  
 すぐに女性3部曲になり、今は賛美歌の合間に指導して下さるOさんの配慮で 
 童謡「赤とんぼ」も歌っています。
 「赤とんぼ」はクリスチャンが作った歌だそうです。

・この歌の練習には、祈り会には参加していない教会の近くに住んでいた
 若いお母さんが子ども連れで参加して下さいました。
 だから練習日と始まる時間・終わる時間はきっちりすることにしてます。
 「木曜日お昼12時ー12時40分は教会で歌の練習ができまーす」

・指導して下さるのはOさん。
 Oさんは東京バプテスト神学校音楽科の主任です。
 そしてピアノ担当のSさんが伴奏して下さると、どの曲もなんだか歌う私たちには
 とても素晴らしい出来ばえに思えてしまいます。

・そして日曜日の礼拝でも、2度ほど特別賛美の奉仕ができました。
 が、しかし、断然練習の時の方がうまく歌えるのです。。。これ本当です。

・日中、日韓関係の冷え込みのニュースが続くなか、私は思い出すことがある。
 韓国の教会から、日本の超教派の牧師(5−6名)が招待された。
 父もその中の一人だった。
 私は母に代わって、パーキンソン病と診断されて間がない父に同行して
 韓国へ行った。もう25年前のことだ。

・父はメッセージのため7万人の会衆の中講壇に立った。
 私は2階の外国人席へ案内され、同時通訳のヘッドホンを付けて席に座った。
 それは、張りつめた空気だった。
 父はメッセージの冒頭、過去の日本が犯した罪を謝罪し、深く頭を下げた。
 どよめきが起こり、そして拍手に変わり、鳴り止まなかった。
 キリスト者の和解の瞬間を目の前に見た。

・作家村上春樹氏は今の日中の緊張関係の状況を憂いて、新聞(9/28朝日)に寄稿
 されている。
 全文を読んでいただきたいが、その締めくくりの文を紹介します。
      
「魂が行き来する道筋を塞いでしまってはならない。
  その道筋を作るために、多くの人々が長い歳月をかけ、血の滲むような努力を
  重ねてきたのだ。
  そしてそれはこれからも、何があろうと維持し続けなくてはならない
  大事な道筋なのだ」

  私は日本のリーダーのためと東アジア近隣諸国のために、祈ることを強く思う
 この頃です。

・それぞれの教会によって お掃除の仕方はいろいろのようです。
 大きな教会は業者に委託していたり、
 班にわかれて当番制だったり(これが大多数のようですがーーー)
 または日曜日、礼拝が終わったら皆で掃除をして帰るとか・・・

私たちの教会は掃除当番はありません。
 じゃあ、何時、誰がお掃除しているのでしょう。

 実は毎週木曜日、午前中が祈り会(昼の祈り会と言ってます)
 ちなみに前日の水曜日、夜8時からが夜の祈り会)。
 昼の祈り会(聖書の学び、スモールグループでわかちあい、祈り)
 が終わるのが12時。
 それから皆で昼食(お弁当の人、コンビニのパンの人etc・・)。
 昼食はみんな おしゃべり おしゃべり・・・
 そして、昼食後いっせいにお掃除にとりかかります。
 掃除機担当の人、イスをきちんと並べるこだわりの人、ゴミを集める人、
 階段をていねいに拭く人、トイレにいち早く向かって下さる人。
 けっこう得意分野があるのです。

・時々用事があって、早く帰る人が トイレの掃除をして帰られます。
 そんな時、トイレのドアに「掃除済み」 のシールが貼ってあります。
 心配りに感謝!
 そして、お掃除の後ホッとひといき。

 まだまだおしゃべりが続くこともーーーーーーー

・私はだいぶ前から下記の「clay」の記事をデボーションのノートに貼り付けてある。
 『USAトゥデイ紙のジャック・ケリーは次のように語っています。
  我々は飢餓の時、東アフリカ、ソマリアの首都モガディシュに行った。
  ある村に行った時、全員が死亡していて、村は死臭がしていた。
  そして一人の少年に出会った。
  同行していたカメラマンが持っていたグレープフルーツを与えようとしたが
  彼はグレープフルーツをつかむ力がなかった。 
  そこで、われわれは半分に切ってあげた。
  少年はそれをつかむと村へと歩きはじめた。少年は村に入っていった。
  そこには小さな男の子が倒れていた。
  その目は完全に光を失っており、われわれは死んでいるものと思った。
  それは少年の弟だった。
  少年は弟のそばにひざまずき、グレープフルーツの一切れを
  自分の口に入れて噛んだ。
  それから弟の口を開きグレープフルーツを入れ、弟のあごを上下に動かした。

  少年が弟のために2週間もそのような行為をつづけていると知った。
  数日後兄は栄養失調のため死んだが、弟はいのちをとりとめた。』

  私にできること
  せめて、せめて毎食心から感謝して食べよう。
  そしてこの記事を忘れないでいよう。

〜オリーブの香り〜 No.22 『お茶の間』  

ゆっこ

・おとなの教会学校がスタートして、5ヶ月がたちます。
 「お茶の間的な、なごやかで、緩やかなクラスにしたいネ!」がそのままクラス名
 「お茶の間」になりました。
 日曜日 朝9時半からのこのクラス 大人気です。
 先生はK伝道師、アシスタントIさん。
 K伝道師は9時前に教会到着、牧師とミーティング、そして祈りを終えると
「お茶の間」に来られる方のため、お湯を沸かして、
 時にはちょっとしたお菓子も用意して待っておられます。

・このクラスに80歳を越えられたご夫妻が出席されます。
 毎週バスに乗ってきっちり9時半前に到着。
 このOさんご夫妻いつも仲良く、笑顔で玄関を入ってこられます。
 おしゃれな奥様とジーパンがよく似合うご主人、とても素敵です。

・私はお二人を玄関でお迎えしながら、いつも思うのです。
 将来(そんなに遠くないでしょう)このOさんご夫妻のように、仲良く、
 笑顔で日曜日は教会へ通いつづけたいなと。
 いい信仰の先輩!いいお手本です。

 あっ!でもうちの夫にジーパン似合うのかしら???

・今年も教会最大イベント?(ファミリーキャンプ)が、たくさんのめぐみと
 喜び、笑い、涙を頂いて終わりました。
 このファミリーキャンプが終わると夏が終わり、秋にむかいます。

 57名で富士山の裾野のキャンプ場に15台の車で移動しました。
 人はもちろん、機材(ドラム、キーボード、アンプ、スピーカー、・・・etc) 、
 二日間のおやつ、飲み物、救急用品、子ども達のプログラム用の品々・・・
 などすべて運び込みました。

 裏話1
 毎年ティータイムのため、二日間分、57名分のおやつを用意しますが、
 今年はお菓子全部食べきりました。(今までにないこと!!)
 毎年あまって持ち帰ってました。  
 考えられることは、子ども達がでっかくなり食べる量が半端でないことでしょうか?

 裏話2
 最後にそれぞれ宿泊棟の各部屋の鍵をお返しします。 
 女性部屋の鍵を持ち帰った人若干一名!(しかも 皆より一足先に帰路についた人)
 このため、皆で大騒ぎとなり、探しました、探しました・・・
 結末は後で宅急便で送り返すことで、一件落着!!

 裏話3
 キャンプ後必ず話題になるのが「イビキ」の話
  ・自分もイビキをかくが人のもしっかり聞いている人
  ・まったく人のことは耳に入らず大きなイビキで寝てる人
  ・ほとんど眠れなかった人
 色々ありましたが、なんといっても神の家族ですから笑って終わりです。

 キャンプ委員の皆様ありがとう!

・大抵どこの教会でも、天国に行った方々を憶えて一年に一度記念礼拝があります。
 (仏教では一周忌、三回忌、七回忌・・・・)にあたるかもしれません。
 教会では毎年 記念礼拝があります。
 私たちの教会は9月に(召天者記念礼拝)をささげます。
 今年は今までの6名の方々に加えて、若かった婦人H子さんの写真が飾られます。
 H子さんを偲んでエピソードを紹介します。

・13年前教会を立ち上げる時、H子さんは特に女性の目線で、骨を折って下さった
 お一人です。

・東京のある教会が「いらなくなった椅子が30脚あるから差し上げます、取りに
 来て下さい」との声にH子さんはためらうことなく、買ったばかりの新車を使って
 頂きに行く事申し出て下さいました。
 新車にキズがつくのではと心配しましたがその時のH子さんのセリフ
 『この時のために、教会でもちいられるため、荷物もいっぱい載せられる車を
  買いました』

・また、開拓を決断した時H子さん家族は住んでいたマンションから教会の近くに家を
 建て引っ越しました。
 ご主人の会社には遠くなりました。
 その時もH子さんは
 『どうせ家を建てるなら教会生活を中心にしたいから。。』と
 いさぎよい信仰の人でした。
 
・H子さんがかつて「教会五七五サロン」に投稿したものを紹介します。

 「ダイエット 一石二鳥の受難週」

 「断食祈祷 せんべいだけよとつまみ食い」

 「受難週 卵の飾りを作ろうと 今日もメニューは卵焼き」

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