◆一昔前までは、一昔とは10年のことだった。それが今では3年いやもっと縮まってしまっている。時代の間隔が短くなっている。特に若年層では、世代のギャップがはげしい。3才位の年齢差しかないのに、互いの思考・行動は理解不可能だそうだ。私のような世代ともなれば、もう完全な「異邦人」としてしか映らないだろう。それは、けっして大げさなことではない。確実に時代の動きが急ピッチになっている。
◆ところで聖書は「終わりの日」を預言しているイエス・キリストも、終わりの日に再臨されると語っている。中には、その日がいつであるかを定めて世の中を混乱させる人々もいるが、聖書はそれがいつの日であるかは誰にも知られていないと、明確に語っている。
◆しかし、歴史が「終わりの日」に向かって、急転回し始めたことは間違いなさそうだ。これまで大きな渦巻きの外ベリをゆっくり動いていた木片が、しだいにそのスピードを早め、あっという間に中心に吸い込まれてしまうような、そんな歴史の展開を追い将来目撃することになるのかもしれない。
「だから、あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。」