湘南ニューホープキリスト教会(3)

管理人

◆国道467号線に面した38坪、2700万円、不動産業者から紹介を受けたが、最大の問題は財政の問題であった。
当時、開拓の厳しい生活のために、妻は仕事に出て、私(李牧師)は深夜レストランで皿洗いのアルバイトをしなければならなかった。
3年間は覚悟していたことだった。

◆最初のからし種献金(建築献金)は3千円だった。
「人にはできなくても神にはできる」「神様の御心があるところに必ずそなえがある」と信じるしかなかった。

◆必要な教会債と建築献金は、一千万円、容易なことではなかった。
教会の若い兄弟姉妹たちは惜しまず、犠牲と献身をしてくれた。
二匹の魚と五つのパンの奇跡を信じた。

◆二つの銀行ではローンが断られた。
クリスチャンの背景を持つ不動産業者の担当者の尽力で銀行のローン五千万円が借りられたのも偶然でなかった。
不動産業者の紹介から8ヶ月、主は物件を守ってくれた。
クリスチャン・リフォーム業者に出会ったことも幸いだった。

◆完成後すぐにリフォーム代全額を支払う約束であったが、できなかった。
本当に祈らされた。
無理を言ってすばらしい教会堂が完成したにもかかわらず、支払い金額が足りず、もう少し待って下さいということは本当に心が痛んだ。
しかし、主は思いもつかない人を通して最後の必要も満たしてくれた。
まさに、やもめ女の8枚のレプタの献金を主がご覧になられて、ほめられたとおりの献金であった。

(続く)

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