紅海の事件から学ぶ(1)

管理人

◆エジプトのパロの姿から、悪魔の特徴を、信仰者を妥協
させると先週記しました。さらに悪魔は、とてもしつこく
て、あきらめることを知りません。できることなら神に選
ばれた者を倒そうと、血まなこになっているのです。悪魔
は、聖徒を倒すことに熱心です。

◆パロは、10の災いにより息子までも失い、とうとうイス
ラエルを解放しました。しかし、民が出て行った後、プラ
イドが傷つき、あきらめきれずに再び彼らを追いかけてい
きます。イスラエルの群れは、追いつめられ、前には紅海、
後には敵軍が迫り、絶対絶命です。

◆私たちが人生を生きていく中でも、困難が押し寄せ、試
みが来て、悪魔は私たちが白旗を揚げて降参することを願
っています。イスラエルの民は今までの奇跡も主の救いも
すべてを忘れて、恨み、不平をこぼしています。私たち人
間は、恨みから不平をこぼし、「なぜこんな目に合わなけ
ればならないんだ」と嘆くような、弱い者なのです。

◆神様はそんな私たちにどのように命じられるのでしょう
か。「じっとしていなさい」(出エジプト14:14)と命じ
られます。じっとしているということは、決して投げやり
になることではありません。ただ神様の助けと力を求め、
神様が戦われるのを待つことです。
「私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の望みは
神から来るからだ。」(詩篇62:5)

◆危機は、神様の力によって解決されます。

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