ストレス社会を平安に生きる(1)

管理人

◆だれもが心の平安を求めています。仕事に追われるお父さんも、
子どもの世話に追われるお母さんも、また、学びをしている子ども
たちも、みんな心の平安を求めています。けれども、だれもが、平安
よりもストレスを感じることの方が多いというのが現実ではないで
しょうか。

◆現代社会において、ストレスは不幸な現実です。すべての人が
ストレスにさらされ、緊張を余儀なくされています。精神安定剤の
売り上げはうなぎ登りですし、心の平安について書かれた本が出さ
れると、たちまちベストセラーの仲間入りです。

◆過度なストレスは健康に害を及ぼし、人間に悪影響を及ぼすと
いうことは、もう何世紀も前からよく知られた事実となっています。
約3000年前、ソロモン王は「穏やかな心は肉体を生かし、激情
(嫉妬深い者)は骨を腐らせる(寿命を縮める)」(箴言14:30新
共同訳、( )現代訳)と書いています。箴言14章の主題は、「賢い
人と愚かな人」です。

◆現代的に言いかえると、「賢い人は心が平安で、健康な人生を
生きる。しかし愚かな人は、過度なストレスで心が激情的で、不安、
恐れ、憤りの人生を生きる」となるでしょう。

◆聖書はストレスについて多くのことを語っていますが、それ以上
にストレスへの処方箋である心の平安について多くのことを教えて
います。それでは、平安とは何でしょうか。

(続く)

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