祈られて牧師になる

管理人

◆先週、大秦野教会の山本龍一郎牧師就任式に出席した。大秦野教会は55年の歴史を
もつ教会ですが、現在礼拝は20名ほどで、ほとんど高齢者だそうです。山本牧師は、
38才で、今春、東京バプテスト神学校を卒業さえた方です。

◆山本牧師の就任の辞で次のようなことが語られた。「自分は二つのことで、牧師と
してたたされている。ひとつは、母の信仰による。『主イエスを信じなさい。そうし
たら、あなたもあなたの家族も救われます』(使徒行伝16:31)が、母の祈りで、そ
の実がこの牧師としての渡しです。」(母教会蓮根教会の高木康俊牧師があいさつで、
山本牧師のお母様は、365日教会堂にこられて、家族のために祈っておられ、10年前
に天に召された。と語られた)。

◆「第二のことは、母の祈りも無視するかのような生き方をしていたが、28才の時、
窮地に立たされて、ぼろぼろになり、教会の門をくぐり、バプテスマを受けた。イエ
スさまは、そのような者のために、十字架にかかられ、地獄の中にいた私の下にまで
降りて来られ、この私を救い出してくださったのです。これからの人生、このお方に
仕えてゆきたい。これが献身の理由です」と。

◆就任式には、出身教会蓮根教会から牧師夫妻はじめ23名が駆けつけて、祈りと支援
を口々に語っておられるのを耳にして、祈られて誕生した牧師が、祈られて牧師になっ
ていくのだと改めて教えられました。

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