荒野の祝福(10)

管理人

◆聖書に記されている偉大な奇跡の一つは、イスラエルの民が40年もの間、荒野で飢え
死にすることなく、神様の御力によって守られたということです。民は農業もせず、
食べ物を十分蓄えておくこともできませんでした。しかし40年が過ぎても、200万名の
人々が生き残っていたのです。それは、神様がマナとうずらで民を養ってくださった
からです。

◆荒野で生きる道があります。それは、神様に信頼して、すべてをゆだねて歩むことで
す。神様がともにおられ、すべてにおいて神様だけを頼る人生を送るなら、私たちは
どんな環境の中に置かれても生き残ることができます。イスラエルの民が荒野で飢え
死にしなかったのは、神様がすべての民に食べものを与えられたからです。

◆私たちの人生に、心配、憂いはあるでしょうか。信仰を持ちましょう。このマナの出
来事は私たちに”主が行け”と言われるなら何も持たず、杖一本(信仰)だけで出て行く
ことができることを教えてくれます。なぜなら、養われる神様がいてくださるからで
す。

◆この世という荒野で発見する祝福とは、「何かをたくさん持っているか」でなく、
「だれと共にいるか」だということです。荒野での生活がどれほど苦痛であるとして
も、キリストを発見した人にとっての荒野は祝福であり、喜びと興奮の連続なのです。

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