荒野の祝福(11)

管理人

◆イスラエルの民は、40年間もの間、荒野で神様によって、マナとうずらで養われまし
た。このマナの出来事が与えている教訓は、いつも神様を頼らなければならないとい
うことです。神様だけを頼るならば、神様は「日用の糧」を私たちに下さいます。日
用の糧とは、一度に全部与えられるものではありません。その時に必要なものを下さ
るということです。

◆マナは毎日、早朝に与えられました。マナを手に入れるためには、朝早くに起きなけ
ればなりません。マナは日が昇るとなくなってしまうからです。朝にだけ臨む祝福が
あります。朝にだけ臨む力があるのです。朝に祈ること(ディボーション)を怠るなら
ば、飢えてしまいます。神様はこのようにして毎日の糧を早朝下さることによって、
イスラエルの民を訓練されました。全国民いっせいに早朝祝祷のトレーニングをされ
たのです。

◆私たちは、「単発的な祈り」を好みます。一度に集まって熱心に祈り、すべての必要
をいっぺんに満たしてもらおうと考えるのです。しかし、神様が与えてくださるのは、
日用の糧であるのです。神様は、私たちが毎日毎日、主の御前に出て行って祈る祈り
を通して満たしたいと願っておられます。この40年の早朝祈祷訓練により、イスラエ
ルは強い民へと変えられました。私たちも毎朝、主の前に出ることで強い神の民とさ
れたいものです。

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