21世紀は『教会の健康』がキーワード①

管理人

◆日本の教会は、何とかしてクリスチャン1パーセントの壁を破りたいとの願いのあま
り、欧米及び韓国から持ち込まれる様々な運動の波にもてあそばれ、真に聖書的、体
系的、実際的な教会形成論を持ちにくいと常々感じていました。

◆そのような中、手探りで宣教、教会形成にあたってきた私自身がリック・ウェレン
師(アメリカ、カリフォルニア州、オレンジ郡、サドルバック教会主任牧師)の著書
「健康な教会へのかぎ」(いのちのことば社)に出会って、まずここに自分の考えてき
たことや試してきたことが総合的かつ体系的に書かれており、実に活力があり、バラ
ンスのとれた聖書的な宣教論と教会形成論が展開されているのを見て、目からうろこ
が落ちるような感動を覚えました。

◆当時、川端光生牧師(現キリストの栄光教会)と協働牧会をしておりましたが、「21世
紀は、『教会の健康』がキーワードになるだろう」と上記本の紹介と同時に、川端師
の企画で、『教会の健康管理セミナー』を開催しました。講師は、大川従道牧師、道
子夫人(大和カルバリーチャペル)、佐藤彰牧師・ちえ子夫人(福島第一聖書バプテスト
教会)及び、私たち夫妻で行われました。そこで教えられたことによってJOYチャペル
は、歩んできています。

◆「教会の健康」の基本的な考え方は、人間と同じように教会も「健康であれば神の計
画通りに自然に成長する」。「教会は不健康を取り除くことが大切」で、「健康な身
体には免疫機能が働くように、教会に問題があるならば、それを明確にし、一致して
解決し癒していく能力がある」。教会はいのちを持った有機体(組織体ではない)なの
で、健康であれば、自然に成長するものなのです。

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