9年間の歩みを振り返って

管理人

◆最近、自分の居場所のない人が増えているように思います。会社で、学校で、家庭
でも、そして教会でさえも!私達の家族は9年前、安心して礼拝できる自分達の居場所
を求めて彷徨っていました。約1ヶ月という期限付きで、ある家庭の居間に3家族が集ま
って小さな家庭礼拝が始まりました。ところが神様は、その期限を無期限に変えてくださ
ったのです。私達の計算や常識を越えた様々な不思議が重なって“神様のシナリオ”は
展開していきました。

◆JOYチャペルがこの9年間大切にしてきたことがあります。それは、“祈り”と“賛美”
と“礼拝”です。私はここにJOYの土台があると信じています。そしてもうひとつ加える
と“神の家族の交わり”です。新来者の方の多くが『この教会は家庭的な雰囲気がいい
ですね!』とJOYの印象を語ってくださいます。子供からお年寄りまで皆、互いに家族の
ように愛し合い支えあう、暖かい家庭的な雰囲気があるのだと思います。このような、
“神の家族が憩える暖かな居場所がある教会”、“この世の『良き港』としての教会“を、
さらに神様によって成長させて頂けますよう祈りたいです。

◆最後に、これまでの歩みを振り返り、私の独断で“JOYの歩みの原則”を挙げてみました。

①神様を第一とする(神に委ねる)
②神の時には信仰による一歩を大胆に踏み出す
③未完成主義(いつも工事中)
④シンプルな組織(組織のための組織は作らない)・・・

これが、JOYらしさであり、JOYのミッション・ステートメントの骨格かもしれません。来年は
伝道開始10周年を迎え、会堂建築のビジョンもありますが、このようなJOYの歩みの土
台を皆で共有し、これからも私達の思いをはるかに超えて展開する“神様のシナリオ”
に期待し、新たな一歩を踏み出していきたいと思います。

 (沢田 猛)

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