捧げる礼拝

管理人

◆JOYチャペルがはじまってから9年。その間の私の歩みもJOYとともにありました。感
謝です。2000年に結婚、それから妊娠、出産、そして夫の救い…。

◆JOYに来る前の約半年間、私は様々な教会で日曜日の礼拝を守ってきました。おそら
く一度も欠かしたことはなかったと思います。自宅近くの教会、大きくて有名な教会、
結婚式準備のために足を運ぶことの多かった渋谷かいわいの教会など…。しかし私にとっ
てその礼拝は“守る”ものであって、決して“捧げる”ものではありませんでした。つま
り、自分勝手な都合で礼拝場所を選び、時間を選び、ただ淡々と毎週こなしていく、
という落ち着く場所を求めない不信仰な生活だったのです。そんな日曜日ばかりを送っ
ていると、毎週訪れる教会でその都度名前を紹介され、これが段々と苦痛になりはじ
めました。やっぱり、私も居場所が欲しい…。神への礼拝を捧げ、共に仕えるところが
欲しい、と。

◆その頃、私はsukkah(当時はJOY)のピアノ奉仕者として仕えていましたが、JOYチャペ
ルにはまだ属していませんでした。しかし、ある本がきっかけとなり、神様から転入
するようにと示されたのです。それは、大変有名なアメリカのワーシップリーダーの
書いた一冊の本でした。そこには、共に礼拝を捧げることによる一致、これをなくし
ては賛美グループの成長は、ありえない、といった内容が書かれていました。体はそ
れぞれの部分からできているように、賛美グループの一人一人にもそれぞれの役割が
ある。この役割を正しく機能させるためには、共に礼拝を捧げることが不可欠である、
と。

◆これからのJOYチャペルも、健全な機能を果たすためには、礼拝を共に捧げること、
これが唯一の方法であることを、あれから何年も経った今、改めて思わされています。

「真にひとつの体になるには、一箇所に集まり、心を合わせて機能しあうことが必要
なのです。なぜならキリストの体としての教会の一致は共に主を礼拝することによっ
て育っていくのだからです。」
(『キリストをたたえよ 賛美とワーシップに入るために』ロン・ケノリー著)

高橋 利佳

過去の記事