『神の』家族

管理人

◆16歳で実家を離れて寮生活を送り始めてから今まで、生活の拠点を両親とは別に生き
る日々も5年目。寮を卒業した後、私は大学生となり、一人暮らしをしています。その
間、一つの思いがまとまってきたように思います。それは、「家族が常に与えられて
いる」ということです。

◆たしかに戸籍上では「家族」は実家に暮らす武林家の人々だけです。しかし、私の周
りにはいつも近くに家族がいるのです。両親とは一緒に暮らしていないのに。

◆私が見つけた「家族」は、たくさんの本当にたくさんの「兄弟姉妹」たちです。それ
は、私が神様が与えられた、同じ神様の子としての兄弟であり姉妹なのです。ローマ
の信徒への手紙には「神の霊に導かれる者は皆、神の子なのです。」と書いてありま
す。神様は「父よ」と親しく呼ぶのを許して下さる神様なのです。共に神様を信じ、
「父よ」と呼びかける人を与えられた時に、私は同じ父を持つ人に出会うわけです。

◆JOYチャペルでの教会生活の中で、確実に他人でも友人でもない「家族」としかいえ
ない人間関係を私は過ごしています。私には横浜に引っ越して来た時に、いくつかの
教会に知っている人々がいました。しかし、その人々の通うどこの教会でもなく、私
には礼拝をささげる場所としてJOYチャペルが与えられ、全く面識のなかった方たちと
「家族」となることをゆるされました。それは私の図々しさの一因であったと思いま
すが、「『神の』家族」としての愛の関係が、聖書に基づく「兄弟姉妹」の関係
がJOYチャペルにはあったからだと思います。

◆私の「家族」はこれからもずっと増えていくような気がします。神様からこんなにも
たくさんの「家族」をあたえられていることに感謝し、「家族」を愛し、神様を「父
よ」と見上げてこれからも生きていきたいと思います。JOYチャペルという「『神の』
家族」の一員として。

武林 慧

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