光と花のある風景 No.148

管理人
先週は週の初めに嬉しいニュースから始まりました!
連盟回転資金(つまり会堂建築のための連盟からの資金貸し出し)が承認されたのです!
しかも、私たちの要求額満額でした。

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最近、会堂建築というテーマは教会(そこに集う群れ)を一段階も二段階も信仰的に成長させる神様からのプレゼントのように思えてきました。
だってそうでなくては、建物だけが大きくなって中身が何も変わってない教会になってしまうじゃないですか。
最近、JOYチャペルの兄弟姉妹の目の色というか、教会の空気が変わって来ているように感じるのは私だけでしょうか・・・。

さて、今日は午後から拡大しもべ会があり、会堂建築の状況報告とディスカッションがありました。
会堂の模型や図面と現場の土地などから、リバースオークション(複数業者に入札してもらい購入者が予算や希望に見合う業者を選定すること)を実施しているのですが、この状況を報告してもらうと・・・概算見積もりレベルで建築予算オーバー!
しかも倍の価格!

しょうがないので削減案をもとに予算に見合う建築規模に落とし込んでいるそうです。
私も業界は異なれど製造業(システム屋です)なので、その営みは痛いほどわかります。

礼拝堂(最大200名弱に拡張可能)と牧師室だけは内装までカッチリやって、あとは建物の構造だけはしっかりと、その他は打ちっぱなしで部屋と部屋の仕切りの壁も、内装もとりあえずなし!
のような未完成な会堂!が現在の削減案。
それでも若干予算オーバーなので更なる建築献金が必要です。

ディスカッションでは色々な意見が交わされましたが、全員、言ってる事は間違ってないんですよね。
それだけに、意見をどのように反映するかが大変です。
数字で説明つく内容(例えば予算が足りませんとか、工期がかかりますとか、耐久性が下がるのでオススメできないとか)は納得するのも簡単なのですが、コンセプト論になるとなかなかに難しいですね。

システム構築の場合、システムにかける費用を削減する際にトレード・オフになるのが、自動化?手運用?によるものです。例えば、請求書は全て自動でお客様に発送されるのか、請求書の印刷から封入封緘までやって郵便局に持って行って・・・を人が全てやるか?です。
システム化すると自動化されて人の仕事が減ります。間違いも減ります。
システムコストを押さえると、人間系作業(「運用」と呼んでます)が増えます。
企業ならば運用コスト削減は一大テーマになるのですが、教会となると話は別です。

もうそろそろ建物の議論は終わりにして(いや本当は良くないんですけど、プロの建築委員に後は任せて・・・)、どう運用するか?の検討を早く始めたいです!
未完成であればあるほど、色々な人に「働きの場」が与えられるのですから!

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