宣教150周年にあたり

Shin1

◆1859年、長崎と横浜に最初のプロテスタント宣教師が到着しました。今年2009年は、それから150周年を迎え、日本プロテスタント諸教会が協力して「日本プロテスタント宣教150周年記念大会」(7月8日・9日パシフィコ横浜)が開催され、当教会も、定例祈り会<7/8(水)夜、7/9(木)昼>を振り替えて、記念大会に参加します。

◆幕末期動乱の日本に、宣教師によるプロテスタント伝道が始まり、切支丹(キリシタン)禁教の高札がまだ撤去される(1873年)前のこと。近代日本の夜明けに、彼らは日本人の魂を愛し、迫害をも恐れず、福音を携えて来られたのです。以来、キリストの福音が広められ、その結果、人権、社会福祉、女性の地位改善、論理の高揚など多くの感化をもたらし、それなりに社会的評価や信用を得ていると思います。

◆しかし、福音宣教の業を進めるキリスト教界は、今、何か閉塞感があって、多くの教会が行き詰まり、働き人が疲れを覚え、それこそ飼う者のない羊のように弱り果て(マタイ9章)、宣教の業が前進していない現実があります。解散・消滅していく教会もあります。

◆一方、今回の記念大会が開催されるこの横浜の地でJOYチャペルが誕生10年目に会堂が与えられる恵みにあずかる事を心から感謝し、主イエスさまのビジョン「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。」(マルコ16:15)に忠実な教会としての歩みを祈願していきたいと思います。(163年前、ベッテルハイムの琉球伝道がなさえていることも覚えたいと思います。)

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