あなたの人生を動かしているものは何か

Shin1

◆多くの人は、この地上に末永く残る遺産を作ろうと一生懸命になっています。自分がこの世を去った後も、みんなに思い出してもらいたいというわけです。しかし、最も肝心なことは、人々があなたの人生をどう評価するかではなく、神が何と言われるかなのです。どんなに立派な貢献をしてもいつか忘れ去られ、記録は塗り替えられ、名声は消え去り、業績も人々の記憶から消えていくということを、多くの人々は理解していません。この地上に財産を残すために生きるのは、近視眼的な生き方です。もっと賢い時間の使い方は、永遠に残る遺産を築くために生きることです。

◆私たちはみな、いつの日か、神の御前に立たされる時を迎えます。永遠に入る前に、そこで最終試験とも言うべき、人生の審査を受けることになります。聖書は言っています。「私たちはそれぞれ、個人的に神の裁きの御座に立たされることを覚えておきなさい。---そうです。私たちはみな、神に対して個人的に申し開きをしなければならないのです」(ローマ14:10~12) 幸いなことに、神は私たちがこの試験にパスすることを願っておられ、前もってその質問を教えてくださっています。聖書を通して、神は私たちに、次のとても大切な2つの質問をしておられます。

◆第1の質問は、「私のひとり子イエス・キリストに対して、あなたはどのような態度を取りましたか」というものです。あなたは、自分のために主イエスがしてくださったことを受け入れ、彼を愛し、信じましたか。主イエスは言わました。「わたしは道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも天の父(神)のみもとに行くことはできません」(ヨハネ14:6)。

◆第2の質問は、「わたしがあなたに与えたものを、あなたはどのように活用しましたか」というものです。あなたは、与えられた人生をどのように活用したでしょうか。神があなたに与えてくださったすべての才能、機会、エネルギー、人間関係、資源をどのように用いたでしょうか。自分のために浪費してしまったでしょうか。それとも、神があなたを造られたその目的に従って、有効に活用したでしょうか。

◆最初の質問は、あなたが永遠をどこで過ごすのかを決定します。そして第2の質問は、あなたが永遠において何をするのかを決定します。     
リック・ウォーレン著「人生の目的を探る旅」より   神 山  武

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