結婚して変わったこと

Shin1

◆妻と結婚をしてから、家族寮で生活するようになりました。8歳年上で生まれ育った場所も違う妻とは、考え方や生活習慣の上で違いを感じることが少なくありません。

◆スリッパを履く履かない、暖房するタイミング、洗濯物の干し方など、挙げればきりがありません。私たちは大きなことから小さなことまで、互いの考えを尊重しながらルールを決めたり、時には口論になったりと忙しい毎日です。

◆けれども二人の共通点は「独身には戻りたくない!」という思いです。いま思えば、私の独身時代は「むさぼり」の中にありました。好きな時間に食べて、好きな時間に寝て、夜半過ぎから自分の学びに打ち込んでいました。しかし結婚してからは、努めて二人で同じ時間に食事を摂るようになりました。夜更かしすると妻に負担を掛けてしまうので、早く寝るようになりました。おかげで寮の朝礼拝の出席率が上がりましたし、以前よりも昼間の時間に集中できるようになりました。パートナーの存在によって、私は徐々に「むさぼり」から解き放たれつつあります。

◆リック・ウォレン師は、「教会は神の家族である」と言います。「人々に仕え、人々の必要を優先させ、自分を犠牲にし、模範を示すことによって」教会を導くように教えています。その原点は、まず自分の家庭を治めることにあると思うのです。教会に遣わされていくための良き備えが、家庭という関係の中で与えられていることを覚えつつ、謙遜に仕えていきたいと思います。  (斉藤弘司)

過去の記事