ディボーションを大切に ③

Shin1

◆アブラハム、モーセ、ダビデなど、神に用いられた人たちはみな、神の御声を聞き、神に祈る習慣を身につけていました。その生涯を注意深く学ぶなら、彼らがみな神との交わりの時間を大切にしていたことが分かります。そして、まさにそのことのゆえに、彼らは神の働きにおいて大きく用いられたのです。

◆ディボーション(静思の時)の重要性の第五の理由は、神との時間を持たずに、クリスチャンとして健全に健康に成長していくことはできないからです。次の二つの聖句が、その霊的必要性について述べています。「人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」(マタイ4:4)。人間としての真の健康を保つには、肉体的な糧だけでなく、霊的な糧が必要なのです。つまり神のみことばから、霊的栄養分を取り込んでいく必要があるのです。またヨブは、次のように告白しています。「神様の口から出ることばは三度の食事以上に大切にしました」(ヨブ23:12、リビングバイブル)。

◆もし何日も食事を取らなかったらどうなるでしょう。病気になって体を壊してしまうでしょう。そのまま何も食べずにいたら、やがて死んでしまうでしょう。霊的にも同じことが言えます。霊的健康を保ち、キリストに似る者へと成長していくためには、定期的(毎朝)に神のことばを取り込んでいく必要があるのです。(続く)

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