無から有を産み出す業 ③

Shin1

◆(6月13日からの続き)会堂建築準備委員会は一つの委員会ではなく、1,資金計画、2,土地購入計画、3,会堂建築、4,返済計画という委員会の集合体と思っている。今回の会堂建築は、資金もない、土地もない、また同時に会堂を建てるため時間もないという計画であった。神は無から有を産み出す方である。今回の委員会は、全く無いところから始まった。まさに神の業を行ったものであったと確信している。

◆第1回委員会で、総額を1億2千万円と定め、教会債のルール作りを
進めることを話し合った。拡大しもべ会で場所についての協議をし、情報の提供をお願いした。10件ほど現地を見に行ったがなかなか欲しい土地には巡り会えなかった。現在の教会の土地は、早くからいいなと思っていた。他の土地と違う何かを感じていた。道路、水路、空地とも横浜市であった。広い道路から直接入れる。しかしJOYが希望する金額からかなり離れていた。「神様が示される土地は、この土地でしょうか。諦めなくてはいけないでしょうか。」と祈り続けた。

◆この間、筑波教会を訪問し、会堂建築の実際、教会債について、また、連盟回転資金委員の阿部様から回転資金についてお伺いした。12月中に教会債、献金の約束が概ね揃い、当初の資金が確保できそうになっていたのだ。今の土地について「買いたい」という話を不動産業者にしていた。「正式申し込みは3月になるけど、他に売らないで欲しい。金額も下げて欲しい」虫がいい話であったと思う。

◆2009年1月21日に濱田委員長と伊東とで連盟事務所へ回転資金の申請に行った。3月2日連盟から4000万円借りられることが決議された。この時はJOYから4名が連盟に行って回転資金の必要を直にアッピールしたのだ。不動産業者とは、土地価格について交渉を重ね、当初の売値より1900万円も下がった7000万円で契約することになった。神は、無から有を産み出されたと改めて思わされた。
                      <続く>  (伊東昌彦)

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