教会に来るこども 中高生は宝

Shin1

◆「信仰の継承としての家族伝道は牧師にとっても、難しくあります。牧師の子どもが教会員となり、クリスチャンホームを形成していたら、日本の信徒数はとっくに1%を越えていたはずと言われるほどです。」

◆それにしても、子どもを取り巻く環境は、悪化の一途を辿っています。青少年による犯罪は社会問題になって久しくあり、ますます深刻になっています。

◆もちろん真面目に一生懸命やっている青少年だって沢山いるのですが、自分の好きなことを、好きな時に、好きなようにやりたいという青少年は圧倒的のようです。かくして社会には無関心、勉強には無気力、出来事には無感動、人には無責任となっています。

◆そうした荒廃の中でまずなすべきことは、教育理論を打ち立てることよりも、まず祈ることです。ドストエフスキーは、『カラマーゾフの兄弟』の中で「本当に困った時には、地に平伏し大地に接吻して神に祈れ」と言っています。そうした祈りが必要です。
【主の御前に出て、水のようにあなたの心を注ぎ出せ。両手を上げて命乞いをせよ。あなたの幼子らのために。彼らはどの街角でも飢えに衰えてゆく】(哀歌2:19)。

◆こんな中で教会に来る子ども、中高生、青少年はまさに宝です。

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