『未熟な人を用いられる神(3)』

Shin1

◆世の中で付き合いづらいのは、自分が完璧だと考える人です。人のことばには全く耳を貸さず、あくまでも自分が正しいと主張する人です。しかし、イエス様の弟子たちの中には、そのような人はいませんでした。弟子たちはみな、弱さと欠けを持ち、失敗が多い一方で、弟子たちは単純で、誠実で、素朴で、情熱的でした。

◆弟子たちは、主が取りあげて用いてくださるにふさわしい良い点を持っておりました。それゆえに彼らは用いられたのです。私たちにも欠けは多くあります。けれども、神様が用いようとしておられる良い面を磨いていくなら、神様は私たちを豊かに用いてくださいます。

◆欠けの多い弟子たちでしたが、彼らに共通した際立った長所がありました。それは学ぼうとする謙遜な姿勢です。主が失敗の多い人を呼ばれるのはなぜでしょうか。失敗が多く欠けの多い人は、自分が足りない者、完璧ではない者だということを知っています。

◆自分自身の足りなさを悟って自らを低くする人々は、本当の愛が何かを知っています。自分よりも隣人をより優れた者と考え、羊の群れを愛し、尊く考えます。弟子たちはまさに、そのような者たちでした。

◆平凡でも、欠けが多くても大丈夫です。粘土のような形を変える謙遜さがあれば、主は私たちを用いてくださいます。

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