『 支払が出来ない場合は、借りとして将来精算する』

Shin1

◆上の言葉は、1999年9月15日JOYチャペルのしもべ会の議事録に書かれた文です。JOYチャペルとして発会式を前に行われた第1回のしもべ会のものです。「1.はじめに」で始まっています。
・この会の名称を『しもべ会』とした。 ・主な働きは、教会の運営をスムーズにするための諸々の雑用係り ・決定事項は、会員全員と討議をし決める。とあります。出席者に、私の名前はないのですが、議事録にびっしりと書き込んでいるので、後日細かく説明を受けたのかも知れません。JOYチャペルとして礼拝を献げたばかりの時に、しもべ会の意義、信仰告白、教理、バプテスマは浸礼とする、幼児洗礼を認めない、集会内容、役割分担、牧師就任式の準備、予算について、その他で牧師休暇等を石田牧師他6名で話し合っています。

◆7項目の予算については、牧師給と事務費について書かれています。牧師給:献金額によって変動するのではなく、目標額を設定する。(支払が出来ない場合は、借りとして将来精算する)とあるのです。この議事録は凄いと思わされました。このしもべ会は、今に至るまで毎月続けられています。そして、最初に取り決められたJOYチャペルの基本的な考えは変わらず守られてきました。

◆私は、同年9月12日のJOYチャペルの礼拝に初めて出席して、18日にはJOYチャペルのメンバーに加わることを表現し、翌日の礼拝前に発会のメンバーに入れていただき、翌月からしもべとして、しもべ会に出させていただきました。今日の表題とした最初の議事録に書かれた文は、「しもべ」の心からの言葉であったと確信しています。そして、今も「しもべ」の中に生きている言葉と思っています。「頑張って何が何でもやり遂げなければならない」というのでなく、「主と共に一所懸命に歩み続けたい」という祈りを常に献げている時に、主が祈りを喜びに変えて祝福して、私たちをお用いになられることを知らせていただいと確信しております。   (伊東昌彦)                       

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