「 雷の子ら 〜 ヤコブ・ヨハネ 〜 (2) 」

Shin1

◆この世には、いろいろな力があります。怒りはそのうちの一つです。怒りは、ものすごい力があります。怒りがわき上がると、普段とは違う力がわいてきます。

◆イエス様に「雷の子」と名付けられたヤコブは、すぐ怒りました。しかし、イエス様は、この怒りの人ヤコブを叱責され、「怒りで働いては駄目だ」と言われたのです。(ルカ9:55〜56)

◆日本ケズイック・コンベンション(超教派の聖書的・霊的覚醒運動)で多大な働きをされたパウロ・リース師が繰り返し語っていたことは、エフェソ人への手紙4章31節です。『「無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりを一切の悪意と一緒に捨てなさい」これはいばらです。いつも癇癪玉を破裂させているクリスチャンは、この世の泥酔者よりもいっそうキリスト教に危害を与えている。これらのものをことごとく取り除きなさい』と。

◆私も非常な癇癪持ちでした。しかし、癇癪持ちのヤコブの人生が変えられたように、イエス様とともに歩んでいく中で、ある瞬間からイエス様の御力が臨み、品性や態度が変えられていきました。

◆ヤコブは怒りと高慢によって働いた人でした。けれどもイエス様とともに歩む中で彼はイエス様と全く同じ思いになり、献身する者へと変えられたのです。使徒言行録に紹介されているヤコブの姿は犠牲を払って愛する姿、福音のために死を受け入れていく姿に変えられたのです。(12弟子の中で最初の殉教者はヤコブです)。

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