『 内なる人を変えられた人が用いられる 』 3/18

Shin1

◆「モーセ」と言う時、出エジプトの英雄を思い浮かべます。しかし、モーセは矛盾のかたまりのような人でした。彼は主のために働く預言者でしたが、口下手でした。また口よりも手が早く、短気な人でした。さらに神様に呼ばれても「だめです。できません」と答えるような、否定的な気質の持ち主でした。しかし、神様はモーセを用いられました。モーセのような人がリーダーとして用いられる可能性は少なかったでしょう。けれども、神様はモーセをお用いになられたのです。賜物よりも力よりも重要なのは、「神様に用いられること」です。

◆神様はどのような人を用いられるのでしょうか?神様には「用いる人の基準」があります。人の基準と神様の基準は違います。人が考えるリーダーの基準は「話し上手、頭脳明晰、カリスマ性...」など挙げられるかもしれません。しかし、神様の基準はそういったものではないようです。私たちは自分なりの基準を捨て、開かれた心で「神様の基準」に集中することが大切です。

◆神様がお用いになる人とは、どんな人でしょうか。一言で言うと、内なる人が変えられた人です。モーセが80才になった時、神様は燃える柴の火の中で現れてくださったのでしょうか。モーセの内なる人が変えられていたからです。神様に頼る、謙遜で柔和な人物に変えていただいたからです。

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