『 神様だけを頼る人が用いられる 』 4/1

Shin1

◆モーセ!その名前を聞いただけで、私たちの胸は高鳴ります。モーセはイスラエルの陰鬱な時代に生まれました。ファラオの娘に拾われ、エジプトの文化の中で育ちました。そして荒野に逃げた後、神様の召しを受けて用いられるようになりました。

◆使徒言行録7章を見ると、ステファノはモーセの生涯を40年という間隔で3つに分類しています。エジプトの王子であった40年、ミディアンの牧者であった40年、イスラエル民族をエジプトから脱出させた指導者としての40年です。

◆D.L.ムーディはモーセの生涯をこのように描写しています。「モーセは始めの40年間は自分が大した人物(Something)だと考えて生きた。けれどもその次の40年間は、自分が何者でもないこと(Nothing)を知るに至った。そして最後の40年は、何者でもない自分(Nothing)を神様が捕えて用いてくださるならば、権能者(Everything)になることもできると知る人生を生きた」。

◆モーセは、性格に欠点があり、失敗も多い人でした。しかし、神様だけを頼るようになった時、神様は彼をとおして出エジプトの御業を起こされました。神様は、ご自身だけに頼る人を用いられます。裏を返せば、だれであっても、神様を絶対的に頼るようになるまでは用いられないということです。

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