『 荒野で恵みを受ける 』 5/13

Shin1

◆「荒野で恵みを受ける」(エレミヤ31:2)は、私の信仰を表すのにもっとも相応しい御言葉一つです。荒野という所は恵みのない所、人が住めない所、見捨てられた地です。モーセは40年の荒野での教育をとおして、初めて神様に立てられました。神様は私たちをモーセのように用いようと、私たちに荒野を備えられます。

◆荒野は沈黙が流れる静寂な所だからこそ、神様が聖徒たちに静かな声で語られる所です。神様は荒涼たる荒野の中で私たちにみことばを語られ私たちと対話をしようと力を尽くされるのです。私たちの人生にも逆境があります。病気や挫折、失敗、愛する人の死もあるでしょう。このような荒野において、神様は私たちに出会いたいと願っておられるのです。荒野とは、実に神と出会う所、神の恵みを受ける所なのです。

◆神様はダビデと出会う事を願われ、彼を荒野へと導きました。荒野は、他の場所では聞こえなかった神様の御声が聞こえる所です。荒野には真の交わりがあります。

◆今、人生の荒野に直面しているでしょうか。それならば今が始まりの時です。神様に出会い、神様おひとりだけを知ることができれば、残りの問題はすべて解決します。荒野は私たちを一つのことに集中させてくれる場所なのです。神様は、私たちの人生の複雑なものを整理して一つに統合するために、私たちが荒野に置かれることをお許しになるのです。

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