〜遠野の風だより〜 No.5 『旅は道連れ』

ありこ

私たちが横浜から遠野に帰るときに、神奈川連合の教会から4名の
ボランティアさんが丁度遠野に向かうため、ご一緒に車で向かいました。
前日までの雨が止み、太陽が出てよい天気。ドライブ日和になった。
10時に待ち合わせて、いざ出発。
渋滞が予測された首都高も順調に通り過ぎ、東北自動車道へ。
ビルの谷間から一変青空がすっきりと広がる景色の中、他愛の無いおしゃべりに
なごやかな雰囲気の車内です。
しばらく走り、昼食のためにパーキングエリアにはいると、かなりの数の自衛隊の車。
後で解るのですが、毎月11日の行方不明者の捜索に携わる自衛隊の方々でした。

昼食後はのんびりとした景色を眺め、うつらうつら眠気のただよう、
まったりとした時間も夫と運転を交代しながら遠野へ急ぐ。
岩手県に入り、すぐの一関あたりから空模様が怪しい。
黒い雲がただよっている。と間もなく雨が降ってきた。
横浜を出るときはあんなに良い天気だったのに。
すると車の中の雲行きも怪しくなってきた。
お一人が車酔い! あと一息で遠野なんです。
袋を抱えながら、なんとか遠野ボランティアセンターに到着。
心配されましたが、翌朝には体調も復活。二日間のボランティアを皆さんお元気に終えて
無事に帰られました。
お疲れ様でした。

過去の記事