『モーセの足跡から 〜まことの安息の意味(2) 〜』 9/9

Shin1

◆イスラエルの安息日は、金曜日の日没から翌日の日没までです。イスラエルでは、一日は朝から始まるのではなく、夜(日没)から始まります。神は夜という安息から一日を始められ、夜の間に勝利の一日を歩むための満たしを、霊肉ともに備えてくださるのです。この安息日が、新約の時代にはイエス様の復活を記念する主日へと変わりました。主日とは何をする日でしょうか。休む日です。「休む」ということばを別のことばに置き換えるなら、「武装する」ということです。私たちは主日にみことばで武装し、整え、力を蓄えて一週間を始めるのです。

◆ですから、日曜日に勝利することができなければ、勝利に満ちた一週間を送ることは難しいでしょう。主にあって、休むこと(武装すること)を学ぶ必要があります。
「モーセは民に答えた。『恐れてはならない。落ち着いて、今日あなたたちのために行われる主の救いを見なさい。あなたたちは今日、エジプト人を見るが、もう二度と永久に彼らを見ることはない。主があなたたちのために戦われる。あなたたちは静かにしていなさい』」(出エジプト14:13〜14)。

◆神は何を言いたいのでしょうか。「安息日を心に留め、これを聖別せよ」(十戒)として、主の勝利を楽しみ。自分がすることを見るのではなく、神様がなされることを見なさいということです。

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