〜オリーブの香り〜 No.19 『先生 感動されましたか?』

ゆっこ

・「英国から来日した聖公会宣教師、B.Fバックストン(1860〜1946)は
 日本で語った百にのぼる説教の概略を書き記したノートを大切にしていた。
 後にこの貴重なノートを与えられた竹田羔一師は、そのノートからバックストンの
 説教についてこう述べている。
 『先生は神が何を語り、何をなさらんと欲していたもうかに傾聴されたのです。
  先生は神のメッセージを確信することが大切だと指摘しておられます。
  さらにメッセージの展開と運用についての克明な記述があり、最後に
   「火なくしてすべてむだ あなた自身が感じなさい  
                そうすれば聞く者は感じます」
と結ばれていました。
  私はこの結語にある二字「火」と「感じる」に非常な感動を覚えました』clayより

・教会員のY子さんは何年も前から、牧師の顔をみると決まって笑顔でこうおっしゃい
 ます。
 「先生!感動されましたか?先生の感動がメッセージを聞く私にも伝わってきます。
  先生メッセージの準備のため祈ります、感動されるよう祈ります」と。

・語る務めと聞く側の勤め、この緊張関係、それは祈りです。この祈りに支えられて
 牧師は神の前に座するのです。

・なんと多くの方々の祈りに支えられていることでしょう。
 牧師に代わり感謝します。
 

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