『 モーセの足跡から 〜神が戦われる(2)〜 』 9/30

Shin1

◆エジプト王ファラオの軍隊に追いつめられたイスラエルの群れは、紅海を前にして絶体絶命の状況になってしまいました。そこで、イスラエルの民が考えつく方法は、せいぜい最後の一人が死ぬまで戦うか、白旗を揚げて降伏することくらいしかないでしょう。誰にも海を分けるなどとは考えもできなかったでしょう。しかし神は、海を割いてイスラエルを救われました。

◆私たちはこの紅海の事件から、祈りの姿勢を学ぶことができます。問題がある時、私たちが自分なりの答え(自分のシナリオ)にこだわって神に祈るのではなく、神だけを静かに仰ぎ見ましょう。そうすれば、神はすべてご存知でいてくださり、最善の道へと導いてくださいます。神は困難の中から私たちを救い出してくださいます。

◆困難に遭遇した時のことを振り返るなら、神が自分の想像どおりの方法で解決されたことはほとんどありませんでした。神は想像もしなかった方法で、私たちを危機から救ってくださいました(神のシナリオ)。だからこそ、たとえ立ちはだかる紅海のような困難を前にしても、使命を握り、神が与えてくださるみことばを握って従っていくという姿勢が大切です。みことばに基盤を置いて、神を待ち望む信仰を忍耐して持ちましょう。

「わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。」             (詩篇62:5)

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