〜オリーブの香り〜 No.23 『忘れられない記事 その1』

ゆっこ

・私はだいぶ前から下記の「clay」の記事をデボーションのノートに貼り付けてある。
 『USAトゥデイ紙のジャック・ケリーは次のように語っています。
  我々は飢餓の時、東アフリカ、ソマリアの首都モガディシュに行った。
  ある村に行った時、全員が死亡していて、村は死臭がしていた。
  そして一人の少年に出会った。
  同行していたカメラマンが持っていたグレープフルーツを与えようとしたが
  彼はグレープフルーツをつかむ力がなかった。 
  そこで、われわれは半分に切ってあげた。
  少年はそれをつかむと村へと歩きはじめた。少年は村に入っていった。
  そこには小さな男の子が倒れていた。
  その目は完全に光を失っており、われわれは死んでいるものと思った。
  それは少年の弟だった。
  少年は弟のそばにひざまずき、グレープフルーツの一切れを
  自分の口に入れて噛んだ。
  それから弟の口を開きグレープフルーツを入れ、弟のあごを上下に動かした。

  少年が弟のために2週間もそのような行為をつづけていると知った。
  数日後兄は栄養失調のため死んだが、弟はいのちをとりとめた。』

  私にできること
  せめて、せめて毎食心から感謝して食べよう。
  そしてこの記事を忘れないでいよう。

過去の記事