〜オリーブの香り〜 No31 『I君のこと』

ゆっこ

・I君はチャーチスクールに通う小学校3年生。
 1年生の時バプテスマ(洗礼)を受けました。一人っ子です。
 I君はバプテスマ(洗礼)を受ける時「ボクと一緒にバプテスマうけませんか〜〜」と
 何人かの人に声をかけ誘いました。

・その訳は、私たちの教会は10年間、間借りをして礼拝をしていました。
 狭いビルのフロアにぎゅうづめの状態でしたが、そのビルを脱出して、
 新しく教会堂を建てました。
 その記念すべき最初のバプテスマ式だったのです。

・I君に背中を押されて、U婦人とM婦人が手をあげました。
 Mさんは「I君誘ってくれてありがとう!一緒にバプテスマうけまーす」と
 イースターの日に三人で新しい教会堂で最初のバプテスマ式になりました。

・そのI君、今将棋にはまってます。
 いつもはお父さんと対局しているのですが、牧師先生がそれではと
 牧師室に将棋セットを用意しました。
 早速日曜日の昼食後、I君のお相手にMさん(60代男性)が名乗りをあげました。
 この方にはさすがのI君も2敗でした。
 その後4人の壮年と真剣勝負。
 大人は疲れていましたが、I君はケロリ!

・I君の礼拝での席は一番後ろ。これ定席。
 I君のお父さんはそのまた後ろで、PA機器の横で録音担当。
 先日I君と話をした時「将来は?」の質問に「ボクはお父さんと同じサラリーマンに
 なりたい」と言ってました。
 ステキですね〜〜。いいお父さんなんですね。

・イエス様も30歳まで、お父さんの仕事(大工)を手伝いました。
 きっと仲良しだったと想像します。

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