・私が小学生の頃のことです。
父は牧師でしたから、我が家は貧しいながらもクリスマスは盛大に行われました。
一年の一大イベントでした。
まず夏以降は物を買ってもらえなくなります。
私「鉛筆が欲しい」
母「クリスマスにもらえるかも」
私「靴がキツイ!」
母「クリスマスまで待ちなさい」
・そうやって待ちに待った12月25日の朝、家族が全員揃って、クリスマスツリー
の下に山積みになったプレゼントの箱から、自分の名前が書いてあるのを探しました。
鉛筆も靴も、もっとビックリする物もありました!!
その日の夕食はこれまた、母が腕をふるったターキー(七面鳥)料理。
日本にはまだ七面鳥が入るオーブンなど無かった時代、母は宣教師夫人から
お借りしてました。
しかし、私はこの料理が苦手でした。が、母をがっかりさせないよう食べていたこと
憶えています。
本当に待ち遠しい、楽しみなクリスマスでしたが、私がクリスマスの本当の意味を
知り、クリスマスを感謝出来るようになったのはず〜〜っと後のことでした。
・「クリスマス」とはChristmas(キリスト)Mass(ミサ)に由来します。
キリスト(救い主)を礼拝すると言う意味です。
何故キリストを礼拝するのでしょう?
それは天地創造の神が、その独り子なる神(イエス・キリスト)を
約2000年前この世にお送り下さったからです。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」
聖書ヨハネ3:16
メリークリスマス!