今週の一面『不確実な時代の明確な基準』1/13

Shin1

◆世界は急変しています。すべてのことは不確かな霧の中を
歩いているように不鮮明で、何が正しいのか、どの道を歩いて行ったらよいのかわからない状況の中を、私たちは生きているようです。

◆以前には、わかりやすい価値観が存在していました。どんな社会も、そのものさしで判断すればいい時代もあったのです。しかし、今は、そのようなものさし自体が価値を失ってしまいました。多くの人は、多天主義、相対主義の波の上を漂流しています。彼らは信じるに足る「変わることのない確実な基準」を探しています。
◆混沌とした時代にあって、何が明確な判断となるのでしょうか?何が命をかけるほどの価値ある真理なのでしょうか?
◆実は、大切な決定を下すときに必要な基準はそんなに複雑なものではありません。シンプルかつ明確な原則をつかんでいる人は、混沌とした霧の中を歩いていても、危機と困難という泥沼から簡単に抜け出せるものです。
◆モーセの生きた時代は、現在に匹敵するほど難しい時代でした。自分と民族の運命が全くわからない、不確実な時代を生きたのです。しかし、モーセは、イスラエルと全体を救う神様の道具として用いられました。その力は、神様が注いでくださる「明確な判断基準」から来たのです。
◆今週の「祈り会」から「神の人の明確な基準」をモーセに聞いていきたいと思います。

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