◆「生きることは選ぶことである」「何かを選ぶことは何かを断念することである」(スイスのクリスチャン精神科医ポール・トウェルニエ『人生の四季』より)。このことは、私が献身の決断をした時から教えられてきたことです。
◆人生の一生は何かを選んで何かを断念するということの連続ではないか。大きな選択から小さな選択までさまざまありますが、選ぶ事に伴う断念する(拾える)辛さも引き受けていく必要があります。これは人生、いや信仰生活の鉄則です。
◆私自身、今までさまざまな選択をしてまいりましたけれども、神様から与えられた選択をした場合、そのあと必ず神様がフォローしてくださいました。
◆何かを決断するときに、その先どのようなことが起こるかということは思い浮かべることができません。そのような時、イエスさまだったらどう決断するだろうかと、真剣に祈り、神様の導きを信じるなら、必ず先に備えがあります。
◆信仰の父と呼ばれるアブラハムは行き先を知らずに出て行きました。その先どうなるかわからない。しかし、神様が「出て行け」と言われたので出たのです。アブラハムは、その後、神様の導きですばらしい人生を歩むことになります。
◆ひとつひとつの決断を支えられる神様が、私たちの将来を必ずよきものにしてくださるという信仰をもって進んでいきたいと思います。