◆教会の使命は、とにかく伝道することです。教会の活動はいろいろあります。しかし、中心には絶えず新しい魂を獲得することにあります。
◆これから、賛美集会や伝道集会が計画されていますが、日常の個人接触が行き届いていることがとっても大切です。イエス様は個人接触をことのほか重んじられました。
◆フィリポの個人伝道(使徒8:26〜40)から個人接触を見ると、4
つのポイントがあることに気付きます。
①直ちにみことばに従ったことです。主の使いが、立ってガザに下る
道に行くよう示された時、フィリポは多くの仕事を抱えてました。
しかし、「すぐ出かけて行った。」(27節)のです。
②人を恐れないことです(29〜31節)。フィリポは、み霊に命じ
られた人は、身分が高官でした。普通なら恐れてしまいます。
しかし、フィリポは主のみ手を、主のご臨在を見たのです。
③みことばに基づいて、みことばを通して、主イエスのことを語っ
たのです(35節)。フィリポの体験を語ったのではないのです。
体験は大切ですが、しかし、これは結果であって、みことばが体験
を与えてくれるのです。
④主の栄光のみを残して行く行動です(8:39)。主を信じた高官
は、さっそくフィリポによってバプテスマを授かりました。水か
ら上がると、主の霊がフィリポを連れ去られたので、高官は彼を
見ることがなかったのです。このことは、栄光は主のもの、高官
は主に結ばれ、フィリポは使命を果たして消えていったのです。
使命のある時はどんなことがあってもこれを果たさなければなら
ない。しかし終われば、ただ消えるのみ、うろうろしないこと...。
高官は喜びながら帰っていったのです。