今週の一面 『 重荷は主に 』7/14

Shin1

◆こんな話を聞きました。あるペットショップの配達トラックが道路を走っていたのですが、その運転手が赤信号で止まる度に、トラックの後ろの方に走って行き、木の棒で荷台のわきをたたいていた、というのです。それを見ていた人が、運転手に尋ねました。「いったい、何をしているのですか。」すると運転手が答えたそうです。「2トン車だっていうのに、カナリヤを4トンも積んでるんだ。だからこうやってたたいて、カナリヤを空中に飛ばしているのさ、2トン分軽くなるようにね。」

◆この話しは、私たちの人生をよく言い表しています。人生は崩壊しないように自分を打ち叩いて人生の重荷を空中に飛ばそうとしているのではないでしょうか。

◆私たちは自分が背負える以上の重荷を負って生きています。そんな私たちに神様は語ります。「あなたの重荷を主にゆだねよ。主はあなたを支えてくださる。」(詩編55:23)。そして、イエスさまは「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ11:28)と、御手を差し伸べておられます。

◆人生の負いきれない重荷を自分で背負わずに、「委ねよ」とおっしゃっておられる主の御手に委ねてまいりましょう。「ゆとり」のある人生を生きることができます。

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