今週の一面 『ごく小さな事に忠実に』 7/21

Shin1

◆「ごく小さな事に忠実」であれ、とイエス様はおっしゃいました。具体的にどのようなことでしょうか。私の思っている「ごくわずかな事」を述べてみます。

◆まず「笑顔で挨拶をする」ことです。一日の始めに、神さまに「挨拶」して、人々に「笑顔で挨拶する」ように心掛けて生活することです。しかし、人間である限り、いつも心が平穏であることはできません。心ない人の言葉や態度に傷つき、思うようにいかない物事に心騒がせ、体の不調から笑顔でいる事が難しい事もあります。生来、神経質であった私は、特に牧師という立場にいることもあって、人前では明るく振る舞い、笑顔でいるように心掛けています。暗い顔をして物事がうまくいくわけではなく、他人の生活まで暗くする権利はないと、自分に言い聞かせています。

◆相手の出方に左右されることなく「笑顔で挨拶」して生活していくと、次のような2つのすてきなことをもたらしてくれました。1つは、物事がうまくいかない時に笑顔でいると、不思議と問題が解決する事があるという事です。もう1つは、他人の心を癒す力があるという事です。

◆それにしても、現代は「挨拶」がまともに出来ず、朝から不機嫌な人々が増えています。渡辺和子さん(ノートルダム清心学園理事長)は「不機嫌は立派な環境破壊だ。私たちは時に、顔から、口から、態度から、ダイオキシンを出していないでしょうか。これらは大気を汚染し、環境を汚し、人の心をむしばむのです。笑顔で生きるという事は、立派なエコなのです。」と言っています。

◆まず教会から「笑顔で挨拶」かけ合っていきましょう。

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