今週の一面『 す ぐ 』9/1

Shin1

◆「宿題」をどたん場までやらないのは、子どもたちだけでないかもしれない。私も、いやなことは後回しにするタイプでした。その点、妻は「すぐ」やるタイプ。何かにつけて、後回しにする私に注意をし続けて、おかげで今は、「まず、いやなことは先にやる」ようになりました。

◆実は、このことは、主が話された「タラントの譬え」で、主人から「良い忠実な僕よ」とほめられた大切な態度の一つなのです(マタイ25:14以下)。

◆5タラント、2タラントの僕たちは、「すぐ行った」(口語訳)のです。しかし、1タラントの僕の場合はただ「行って」とあるだけで「すぐ」ということばが抜けているのです。聖書に出て来る信仰の人は、この「すぐ」に生きた人々です。主イエスは「父を葬りに行かせて下さい」と語る人に対して、「その死人を葬ることは、死人に任せておくがよい。あなたは出て行って神の国を告げひろめなさい」(ルカ9:59,60)と言われました。「すぐ」ということを強調されたことばです。ある人は「明日にしておけ」というのはサタンの声だと教えています。多忙な生活の中にあるわたしたちは、あれもしてから、これもやってからと思っていると、ついみことばに生きるチャンスを失ってしまうのです。「すぐ」ということは、信仰生活第一に大切なことだということです。
「管理者に要求されているのは忠実であることです」(I.コリント4:2)

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