〜オリーブの香り〜 No73 『若い人に惜しみない拍手』

ゆっこ

・先日、毎年ご招待いただくコンサートに行きました。
 会場はサントリーホール、指揮はかっこいい大友直人氏。
 私の友人は二部でブラームスのドイツレクイエムに出演します。
 一部は毎回ゲストを招いての演奏です。
 今回は若手現役高校生、周防亮介(すぼうりょうすけ)さんのヴァイオリンでした。 
 2009年にクロスター・シェーンタール国際バイオリンコンクールで
 第一位になったのを皮切りに数々の賞をもらい、色々な交響楽団と共演をしています。

・今回はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、ホ短調でした。
 本当に素晴らしかった!
 彼の演奏が終わった時、客席から惜しみない拍手がわきあがりました。
 それだけでなく、私が驚いたのは、楽団員の全員が笑顔で大きな、大きな拍手を
 送り続けていました。
 今まであまり見ない光景です。
 通常 楽団員の方々も拍手や弦を振ったりしますが、今回の場面はもっと実感が
 こもった「よくやった!」「素晴らしかった!」とのメッセージが伝わるような
 拍手と空気に包まれたのです。
 若い高校生ソリストに惜しみない拍手を送るこの楽団は素晴らしいではありませんか。

・私たちの教会の恒例のファミリーキャンプ(9月22日−23日)も
 今年は若い中学生、高校生、大学生、青年が大活躍でした。
 キャンプのメインプログラムをさんび中心に引っ張ってくれました。
 この若者の働きと成長に私たち大人は感動し、惜しみない拍手を送りました。

・この拍手を若いヴァイオリニストも私たちの教会の若者も忘れないで欲しい!

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