〜オリーブの香り〜 No87『森の暮らし・町の暮らし』

ゆっこ

・私の友人は森で一人で暮らしています。
 冬は薪ストーブで暖まり、畑で採れた野菜でスープを作り、落ち葉を集めて
 焚き火をして、森の枝や、木の実でリースを作り・・・・
 その友人の口癖は『私は町では暮らせない』と言っていました。

・その友人がわけあって、先日一週間の予定で町暮らしの私の家に泊まることに
 なりました。
 さあ 私は森の暮らしの友人をどうやってもてなしたら良いかと考えました。
 箱根? それとも伊豆方面?????
 でもその一週間は毎日教会のスケジュールで埋め尽くされています。
 私は考えて決心しました。
 「教会スケジュール」通り、一緒に付き合ってもらうことにしました。

・着いたその日の夜の祈り会、次の日午前中も祈り会、Sさん宅でエステル会、
 朝6時からのデボーションの会、ゴスペルコンサート、日曜日礼拝、
 こどもクリスマス会・・・・・・・

・森暮らしの友人は夜我が家で、テキストを読み直し、赤ペンで線を引いて、
 牧師に何度も質問して、遂にはこのテキスト一冊分をファイルにして、
 時間があると読み、線を引き、質問してました。

・帰る日の朝、友人は『私はこの本(テキスト)に出会うためにここ(町)に
 導かれたんだと思う。今私が求めていたこと、必要なものをいただいた。
 とても良い教会合宿だった』と言って飛行機に乗り込み森に帰りました。

・信仰の学びは森暮らしの人にも、町暮らしの人にも、同じように心に響きます。

 テキストは井戸垣 彰 著『聖霊に導かれて進もう』(いのちのことば社)

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