今週の一面『 荒野の祝福 (3) 』6/1

Shin1

〜袋小路からの救い(その1)〜
◆出エジプト記14章には、イスラエルの民が紅海を渡る事件が記録されています。エジプトでファラオは災いによって息子を失い、とうとうイスラエルを解放しました。しかし民が出て行った後、あきらめきれずに再び彼らを追いかけていきます。

◆私たちはこのファラオの姿から、悪魔の姿を見ることができます。悪魔はとてもしつこくて、あきらめるということを知りません。できることなら選ばれた者(クリスチャン)を倒そうと、血まなこになっています。しかし私たちが最後まで悪魔に立ち向かって行くなら、勝利することができます。

◆ファラオが追いかけて来たので、イスラエルの群れは追いつめられてしまいました。前には紅海、後には敵軍が迫っています。私たちが人生を生きて行く中でもこのような人生の袋小路に追い詰められる時があります。神はそんな私たちにどのように命じられるでしょうか。
①神は「静かにしていなさい」(出エジプト14:1)と命じられます。ただ神の助けを求め、神が代わりに戦ってくださることを待つということです。
「私の魂は黙って、ただ神を待ち望む。私の望みは神から来るからだ」(詩編62:5新改訳)。
 神だけを静かに仰ぎみましょう。神は想像もしなかった方法(海を分ける)で、私たちを危機から救ってくださるのです。どんな困難を前にしても、使命を握り、主が与えてくださるみことばを握って待ち望みましょう。             (続く)

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