今週の一面『 安息日と礼拝(1)〜「一週7日のリズム」 』 8/24

Shin1

◆大相撲の人気が復活してきました。大入満員の垂れ幕が下がる日が増えています。それにしても白鵬は強いです。まるで一つのリズムに乗っているようで、敵無しという勢いで、相手力士を倒していく姿は圧巻です。

◆こういうことは、野球やサッカーにおいても言えます。人はリズムに乗ると好調で、どんどん前進します。この「リズム」はスポーツ選手だけでなく、私たちの生活のリズム、社会のリズムなど、いろいろなリズムが考えられると思います。

◆1917年ロシア革命が起こりました。共産主義革命は、労働者のパラダイスを作るということで、唯物論に立った考えですから、神の存在を否定しました。そこで「週7日制」のリズムは、ユダヤ教、キリスト教にかかわる西側社会の制度であるから、これを週10日制にしようというスローガンを出して実行したそうです。ところが、わずか半年もたたないうちに崩壊しました。

◆先ず人々は体調が崩れ始め、健康を害し、しかも休日は今までの週の半ばに入るわけですから、公の機関や職場では非常に複雑化し、カレンダーも混乱の原因になったようです。これ以上この制度を続けることができないということで、再び7日制に戻したそうです。

◆「一週7日制」のリズムは私たちの世界で、今日ほぼ定着しています。イスラム教国でも7日制をとり、又キリスト教国でない日本でも「一週7日制」です。私たちは決してそれを不思議に思っていません。6日間働いて1日休むということです。では、いったいなぜ一週7日間のリズムなのでしょうか。実は、これは聖書から出ているのです。                  (続く)

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