◆癌で亡くなられた女性(35才)が2人の子ども(6才と4才)に遺し
た遺言。
「愛するまーちゃん、のりくん。ママは、大好きなパパとあなたたちを遺して天国に行くことになりました。ママと会えなくなって、まーちゃんとのりくんはきっと寂しい気持ちでいっぱいでしょう。でもね、のりくんとまーちゃん、病院にいたママのことを思い出してみて。ママは苦しくってしんどそうだったでしょう。足も動かなくて大変だったでしょ。天国のママはもう病気ではありません。天国には病気も苦しみもないからです。そしてママは、大好きなイエス様のおそばにいます。ママにとってどちらが良かったか、よく考えてみて。
ママは自分の病気のことを知ってから、ずっとまーちゃんとのりくんに何を残してあげたらよいのか、そのことばかり考えていました。そしてママがあなたたちに残してあげられるものはただ一つだということがわかりました。それは、自分の罪をみとめ、イエス様を信じる心です。まーちゃんとのりくんは、これからママがそばにいなくて、寂しくてたまらない日があるかもしれない。そんな時は、どうぞ目を閉じてお祈りしてみてごらんなさい。きっとママの顔が見えるはず。そしてイエス様のお声が聞こえるはず。そして忘れないで。イエス様はいつも、まーちゃんとのりくんのことを見守ってくださいます。ママも天国からいつもいつもあなたたちのことを見守っています。パパが弱音をはいたりすることがあったら、まーちゃんとのりくんがパパを励ましてあげてね。『さようなら』は言いません。まーちゃんとのりくんがイエス様を信じたら、天国でまたママと会えるから、だからママは『またね』って言います。ママが今、神様からいただいた命は、尊い永遠の命。
主よ、どうぞ私の子ども達が神様に愛される人となりますように、見守っていてください。まーちゃんとのりくんは、ママが神様からお預かりした大切な宝物でした。ママは2人を神様にお返しします。これからは、きっと神様が2人を正しく導いてくださることでしょう。ママは、あなたたちのことを心から愛していました。」